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さいたまスーパーアリーナを大熱狂させた大一番が、三崎和雄対秋山成勲だ。 PRIDEウエルター級チャンピオンの三崎和雄は、あのまま秋山を泳がしていていいのか、と。そんな男気を熱く語る。 身体にオイルを塗ったら、滑る。だから試合前はオイルなどを塗ってはいけない。これは私のような素人でも知っていた。 しかし、秋山は全身にクリームを塗って桜庭と闘った。桜庭はタックルに行っても秋山の身体が滑るので何もできない。 試合後、全身にクリームを塗っていたことが発覚したが、本人は「塗ってはいけないことを知らなかった」と弁解した。 もしも桜庭のタックルを防ぐために故意で塗ったとしたら永久追放だ。今回たった一年でリングに復帰できたのは、故意ではなかったという判断からだ。 しかし。 桜庭がどれだけ悔しい思いをしたか、秋山の発言からは、今イチわかっていない感がある。 最大の試練とか、まるで秋山が悲劇のヒーローのようになっている。 そして韓国で大歓声の中、秋山は復帰戦を勝利で飾った。 三崎和雄はこのときから、自分が行くしかないと心に決めていた。 そもそも秋山はHERO'S世界王者のままなのだ。信じられないことだが、ベルトは返上も剥奪もされていない。 主催者側は、桜庭の猛抗議と桜庭ファンの暴動に近い怒りの大攻勢で、やっと動いたのだ。危うく秋山が桜庭をTKOした記録だけで、秋山の反則が闇に葬られるところだった。 三崎は考えた。もはやリング上で制裁するしかない、と。 秋山成勲が入場。会場は大ブーイングだ。秋山にも噛み締めてもらいたい。このファンの激怒の声を。 日本人は昔から、水に流すのがさも偉い大人のような風潮があるが、最近は水に流さず許さない気骨のある日本人が増えて来たか。 私もその場にいたら、ブーイングをしていたと思う。加害者なのに、何か被害者意識の強い、勘違いした部分を言動から感じる。 そういうファンの思いを一身に受け過ぎて、三崎和雄は明らかに気負いがあった。 いざゴング! お互い柔道出身だが、ほとんどK1のような試合展開。秋山は開き直りの強みか、落ち着いている。三崎は硬い。死んでも負けられない一戦に、危なっかしい感じが見える。 秋山は三崎のローキックに合わせてパンチを放つ。三崎ダウン。秋山が一気に上から顔面パンチ連打。そして寝技へ。心臓に悪い試合だ。 大三崎コール。三崎もファンの賭けるような激しい思いに応えて、何とかしのいで立ち上がる。 大歓声。 三崎もパンチを秋山の顔にヒットさせる。スリリングな攻防。 三崎が左フック。秋山が倒れた。立とうするところを三崎の右足が秋山の顔面を蹴り上げた。血しぶきが飛ぶ。レフェリーストップ! さいたまスーパーアリーナが揺れた。 高田延彦本部長と泣きながら抱き合う三崎和雄。スーパーヒーロー誕生だ。 一瞬のチャンスを逃さず、あそこでパッと右足を出せる。しかも一発でKOするキックを決められる。これはなかなか出来ないことだ。 やれんのか!三崎和雄。 やれた! |
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これは感動的だ。無神経な人間に対して真っ向から立ち向かって勝利する。怒りは無神経に勝った! |
アッキー 2008/01/01 18:09 |
アッキーさん、謹賀新年! |
沢里尊 2008/01/01 18:20 |
いい試合でしたね。面白かったです。ハンセン対宮田も面白かったです。「やれんのか!!」ほうが質が高かったですね。 |
ザビエル 2008/01/01 22:07 |
いい試合でしたね。面白かったです。ハンセン対宮田も面白かったです。「やれんのか!!」ほうが質が高かったですね。 |
ザビエル 2008/01/01 22:07 |
ザビエルさん、謹賀新年! |
沢里尊 2008/01/01 22:48 |
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