|
ものすごい大歓声だった。やはり強い横綱同士が千秋楽まで一敗を守り、両横綱の直接対決による優勝決定戦。そしてド迫力のぶつかり合い。力と力。技と技の攻防。これぞ大相撲という醍醐味を見せつけた一番だった。 相撲は短かった。白鵬にしてみれば、絶対に負けるわけにはいかなかった。 朝青龍が二場所欠場。その間、白鵬が二連覇。強い横綱として土俵を守った。 しかし、大横綱・朝青龍が出てきて、優勝をされたら、朝青龍がいなかったから二連覇できたと言われてしまう。 普通は朝青龍を意識することなく、一番一番取り組むのが理想。だが白鵬の場合は、「休んでいた横綱には絶対に負けられない」と、朝青龍を意識して、三連覇を目指した。 朝青龍の精神力も凄い。純粋に相撲が好きで横綱になった青年は、大ヒールにされてしまった。それでも一敗を守りきり、決勝へ臨むとは。 力士はやはり素晴らしい。 横綱相星決戦は、2002年秋場所。武蔵丸対貴乃花以来だ。 気迫の競演。 ぶつかり合う。最初に上手を取った白鵬。寄る。土俵際。粘る朝青龍。渾身の力を込める両雄。 再び土俵中央。白鵬が寄る。朝青龍が吊る。足が浮く白鵬。しかし足腰が強い白鵬が上手投げ! 決まった。 凄まじい大歓声と大拍手。 白鵬は初の三連覇。6度目の幕内最高優勝。ちなみに朝青龍の優勝回数は21で歴代5位の大記録を持っている。 白鵬はインタビューで正直に「嬉しい」と。「次の目標は四連覇」とキッパリ。 一方朝青龍は、報道陣の質問には一切答えないという報告が、テレビのアナウンサーから伝えられた。 解説の親方などはあまりいい顔はしていなかったが、私は朝青龍の勝負師としての魂を感じる。 格闘技でもプロレスでも、勝ち負けより「いい試合」を求めるファンが増えた。そのため選手までもが勝つことよりいい試合をしようとする。 負けてもいい試合なら褒められる傾向は、私は危惧しか感じない。 負けても光る。負けてなお強しは、ファンが感じることで、負けたら悔しくてノーコメントの選手のほうが、私は気持ちが伝わってくる。 負けてペラペラしゃべるレスラーがいる。違うと思う。 アーネスト・ホーストやバダハリは、敗れると控室を破壊したりする。もちろん良くないことだが、負ける悔しさとは理屈抜きに気は狂せんばかり。それが勝負の世界だと思っている。 だから朝青龍の口から「来場所頑張ります」というコメントを求める親方衆とは、私は反対意見だ。 優勝を逃したら一切ノーコメント。そういう朝青龍だから、21回も優勝できたのだ。 絶対に負けられない。そう強く心を決める白鵬と朝青龍の両横綱から、見習うべき点は多い。 |
| << 前記事(2008/01/26) | トップへ | 後記事(2008/01/29)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
見ましたよ!久しぶりに相撲を! |
おデン 2008/01/27 21:53 |
デンデン、こんばんは。コメントありがとうございます! |
沢里尊 2008/01/27 22:08 |
お久し振りです。 |
家庭保育所 2008/01/27 23:17 |
あれ?家庭保育所さん、新年の挨拶まだでしたっけ? |
沢里尊 2008/01/27 23:28 |
久しぶりに爆発しましたね。序盤に黒星を喫し追う朝青龍、逃げ切りを図る白鵬。これを千秋楽でひっくり返し賜杯を手にする朝青龍がこれまでのパターン。それを許さなかった白鵬は見事でしたよね! |
凸凹プロレス編集長 2008/01/28 14:05 |
凸凹プロレス編集長、こんばんは。コメントありがとうございます。 |
沢里尊 2008/01/28 20:01 |
見逃しました・・昨日は見たんですけど。 |
週刊コーディネート URL 2008/01/29 02:32 |
コーディネートさん、おはようございます! |
沢里尊 2008/01/29 07:34 |
| << 前記事(2008/01/26) | トップへ | 後記事(2008/01/29)>> |